沖縄県うるま市で、防衛省が進める陸上自衛隊の訓練場の建設計画に反対する市民集会が開かれました。

この問題は、沖縄の陸上自衛隊の部隊の増強に伴って、うるま市石川地区にあるゴルフ場跡地を取得して、訓練場を建設する防衛省の計画に対し、予定地が住宅地や教育施設に近いことなどを理由に地元の自治会などが反対し、県議会も全会一致で計画の「白紙撤回」を求めるなど、反対の動きが広がっているものです。

20日、うるま市で開かれた市民集会には、住民と自治会関係者のほか、市長や市議、さらに県議らも参加し、主催者発表で約1200人が訓練場建設に反対の声をあげました。

防衛省は用地取得後の「利用のあり方を改めて検討する」とする一方、計画の「白紙撤回」には応じていません。