「アレフ」に初の再発防止処分 “活動報告”不十分 布施や施設使用禁止へ
公安審査委員会は13日、オウム真理教の後継団体主流派「アレフ」に対し、活動を制限する「再発防止処分」を行うことを決めました。
公安調査庁によりますと、「アレフ」は法律に基づき、公安調査庁へ3か月ごとの活動実態の報告などが義務付けられていますが、不十分な状態が続いているということです。
このため、公安審査委員会は13日、公安調査庁の請求に基づき、「アレフ」に対し活動を制限する「再発防止処分」を行うことを決めました。
再発防止処分が出されるのは今回が初めてで、処分が適用されると半年間、施設の一部が使用できなくなるほか、お布施の受け取りも禁止されるなど、活動が制限されるということです。
公安審査委員会は先月、「アレフ」の意見聴取を行う予定でしたが、アレフ側は欠席していました。