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尖閣領海に侵入の中国船2隻 連続侵入時間が最長を更新

2022年7月8日 11:17

沖縄・尖閣諸島周辺の日本の領海に侵入した中国海警局の船2隻について、連続侵入時間が最長記録を更新しました。

海上保安庁によりますと、中国海警局の船2隻は今月5日午前4時半すぎに尖閣諸島・魚釣島南西の領海に侵入し、付近を航行していた日本の漁船1隻に近づこうとする動きを見せたということです。

海上保安庁の巡視船が領海から出るよう繰り返し警告しましたが、2隻は、7日午後8時半すぎまで領海にとどまりました。

連続侵入時間は64時間17分となり、2012年に日本が尖閣諸島を国有化して以降、最長となりました。

連続侵入時間は、先月21日から23日にかけて64時間と最長時間を更新したばかりでした。

海上保安庁は、「尖閣諸島周辺海域における情勢は依然として予断を許さない厳しい状況だが領海警備に万全を期す」としています。