命守る4つの必須アイテムとは?防災ポーチを持ち歩き日頃から地震や大雨など災害に備える
皆さんは、日頃から災害に備えてどんな準備をしていますか?今回は、普段から仕事やお出かけの際に、持ち運びできる防災ポーチというものを特集します。
防災ポーチを提案しているのは、地震や防災に詳しい慶応義塾大学の大木聖子准教授。このポーチは、日頃から、災害時に役立つアイテムを持つことを目的としています。
防災ポーチに入れるものは、いくつかの段階があり、
・4つの必須アイテム
・あったら便利なもの
・心が落ち着くもの
以上に分けられます。
まず4つの必須アイテムとは、災害時に命を守るための最低限必要なものとなります。
その内訳は…
①ホイッスル→居場所を知らせる
②懐中電灯→停電時の備え
③非常食→災害の長期化に備え
④薬→ケガや持病に備え
続いて“あったら便利なもの”防災ポーチは、いつも持ち運ぶ事を前提としているので、災害時にあったら良い物だけを選ぶのでは無く、自分が無かったら困る物を選ぶようにします。
例えば、衛生面などに気をつけて、除菌シートやマスクなどから、連絡手段として欠かせないスマホ、携帯電話を充電するためのモバイルバッテリーなどがあげられます。また、普段コンタクトレンズを使用している人は、メガネも必要になります。
そして最後に、災害にあうと不安な気持ちになってしまうので、精神的な安らぎや不安を取り除くために、“心が落ち着くもの”を入れていきます。
大木聖子准教授によるとベストは、ポーチにいれてもかさばらない家族写真だといいます。その理由は、もし家族がはぐれてしまった時の手がかりになるから。
最後に、防災ポーチは中身を入れ替えるだけで、地震や大雨災害などに対応することができます。さらに、季節ごとにアイテムをかえることで、対応の幅も広がるそうです。皆さんも、普段から持ち運びできる“防災ポーチ”を作ってみては、いかがですか?