16日夜遅く、福島県沖を震源とする大きな地震が発生しました。福島県・宮城県では17日夕方にかけて、強風に注意が必要です。また、18日には、雨や雪が予想されます。揺れが大きかった地域では地盤が緩んでいる可能性があり、注意が必要です。

■17日は強風に注意

16日夜遅く、福島県沖を震源とする大きな地震が発生し、福島県や宮城県では最大震度6強の大きな揺れとなったところがありました。

また、地震発生後に複数の火災が発生しました。

関東北部や東北南部では、17日の夕方にかけて、西風や北西の風が強く吹くとみられます。

火災には十分に注意が必要です。

【強風注意報】宮城県（東部）、福島県（浜通り）、栃木県（北部）

■多雪地帯は雪崩に注意

地震の大きな揺れにより、積雪が不安定となっている可能性があります。

東北地方では余震が続いていることもあり、積雪の多い地域では雪崩に注意が必要です。

【東北・関東北部の雪崩注意報】秋田、山形、宮城（西部）、福島（中通り、会津）、栃木（北部）、群馬（北部）

■広範囲で雨に（18日～19日）

発達する低気圧の影響で、18日から19日にかけて、日本列島の広い範囲で雨になるでしょう。

東北南部では、18日朝から19日午前中にかけて雨や雪が予想されます。

地震の揺れが大きかった地域では、地盤がゆるんでいる可能性があり、余震や雨の影響を受けて、土砂災害の危険度が高まることも考えられます。