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福島第一原発1号機“壁融解の可能性” 規制委・更田委員長「耐震性に懸念」 

2022年5月25日 21:41
福島第一原発1号機“壁融解の可能性” 規制委・更田委員長「耐震性に懸念」 

福島第一原発事故でメルトダウンした1号機で、今月、原子炉を支えるコンクリートの壁が壊れている可能性が分かったことに対し、原子力規制委員会の更田委員長は、地震が発生した際の危険性に懸念を示しました。

更田委員長「大きな地震に襲われたときに、(耐震性の)評価通りにもってくれるのかっていうのは懸念事項としてあります」

東京電力は今月19日に行った福島第一原発1号機の原子炉格納容器の内部で行われた調査で、水中ロボットが撮影した映像を23日に公表しました。

「ペデスタル」と呼ばれる原子炉を支える構造物の作業用の出入り口付近をとらえた映像では、コンクリートの壁がなく、鉄筋がむき出しになっているのが確認できます。東電は、溶け落ちた核燃料が冷え固まった「燃料デブリ」の熱によってコンクリートが溶けた可能性があるとしています。

これについて、原子力規制委員会の更田豊志委員長は会見で、「悪いことが起きたら、ペデスタルの支持力がことのほか落ちていたらどうなるか、しっかり考えておく必要がある」と「ペデスタル」の耐震性に懸念を示しました。