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福島第一原発 処理水放出計画…規制委が案を了承“事実上の合格”

2022年5月18日 14:16
福島第一原発 処理水放出計画…規制委が案を了承“事実上の合格”

福島第一原発にたまり続ける処理水を薄めて海に放出する計画について、原子力規制委員会は、事実上の合格となる審査書の案を了承しました。

原子力規制委・更田豊志委員長「審査書の案をこの通り取りまとめるということを了承してもよろしいでしょうか。はい」

東京電力福島第一原発にたまり続ける処理水について、国は、大幅に薄めた上で来年春をめどに海への放出を開始する方針で、原子力規制委員会ではその際に必要となる設備など東電が策定した計画について、去年12月から審査を進めてきました。

18日の規制委員会の会合では、処理水が国の基準値以下にまで希釈される運用となっているか、などの確認を行い、委員全員の一致で、事実上の合格を意味する「審査書の案」を了承しました。

19日から30日間、国民に意見を募った後、正式合格となる見通しで、設備建設にあたっての地元自治体の「事前了解」や、放出に対する漁業関係者の理解はいまだ得られていません。