「最低賃金」引き上げで議論 政府“平均1000円以上目指す”
物価高騰が続く中、今年の最低賃金の引き上げ額について、議論がスタートしました。
厚生労働省の「中央最低賃金審議会」は、企業が従業員に支払わなくてはならない「最低賃金」の今年の引き上げ額について、議論を始めました。
最低賃金の全国平均は現在、時給930円ですが、政府は骨太の方針で、「できる限り早期に最低賃金の全国加重平均が1000円以上となることを目指し、官民が協力して引き上げを図る」としています。
最低賃金の引き上げ額の目安は、来月末に決定する見通しです。