全日空、機体エンジンの点検作業で減便へ 来年1月から3月まで
全日空は保有する一部の機体のエンジン点検作業を行うため来年1月から3月まで国際線・国内線あわせて1日あたりおよそ30便を減便すると明らかにしました。
全日空によりますとアメリカのエンジンメーカー「Pratt&Whitney」社が2015年10月から2021年9月までの間に製造したエンジン部品に不具合が発生している可能性があることから、該当する機体33機のエンジンの点検作業を行うということです。
点検作業にはエンジン1台あたり250日から300日かかるということです。
これにともなって全日空は来年1月10日から3月30日まで国内線・国際線あわせて1日あたりおよそ30便を減便することを決めました。
減便の対象は、羽田と伊丹や福岡を結ぶ便など同じ日に変更可能な便がある路線が中心ですでに該当する便を予約している人は手数料なしで変更できるということです。
減便にともないおよそ80億円の減収になるとしています。