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飛行中に旅客機のエンジンを止めようと…非番のパイロット、殺人未遂などの疑いで訴追 米

2023年10月25日 13:40

アメリカのアラスカ航空の非番のパイロットが、飛行中に旅客機のエンジンを止めようとしたとして、殺人未遂などの疑いで訴追されました。

旅客機は22日、アメリカ西部・ワシントン州エベレットからカリフォルニア州サンフランシスコに向かっていました。アラスカ航空によりますと、ジョセフ・エマーソン容疑者は非番のパイロットとして旅客機のコックピットに着席していましたが、突然、エンジンへの燃料を遮断するハンドルに手をかけ、エンジンを止めようとしました。機長らが容疑者を制止して、乗務員が身柄を拘束し、旅客機はオレゴン州の空港に緊急着陸したということです。

コックピットからの無線「エンジンを止めようとした男をコックピットから出した。今は機内後方にいて、問題は起こしていないようだ」

殺人未遂などの疑いで訴追されたエマーソン容疑者は地元当局の調べに対し、「40時間眠っておらず、脱水症状と疲れを感じていた。目を覚ますため、緊急停止のハンドルを引いた」などと話しているということです。また、麻薬成分を含むキノコ、いわゆる「マジックマッシュルーム」を事件の約48時間前に摂取したと話しているということです。

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