柔らかくて煮崩れしにくい 「円空さといも」の出荷 岐阜・関市
「円空さといも」の出荷作業が岐阜県関市で始まりました。
「円空さといも」は江戸時代の修行僧円空が彫った仏像の顔と形が似ていることから命名されました。
もっちりとした粘りがあり、関市や美濃加茂市などで多く生産されています。
今年は猛暑の影響で雨が少なく、小粒ですが、味は例年通りだということです。
円空さといも生産組合 片桐靖晴組合長:
「柔らかくて煮崩れしにくいのが一番の特徴です。煮物にしていただくと本当においしいです」
選果場で「円空さといも」は形や大きさで選別され、5キロずつ箱詰めされます。
作業は来年3月頃まで続き、約150トンの出荷が見込まれているということです。