愛知県蒲郡市のボートレース事業部次長が、法律で禁止されているのにもかかわらず、舟券を常習的に購入したなどとして懲戒免職処分を受けました。

10日付で懲戒免職の処分を受けたのは蒲郡市ボートレース事業部の59歳の男性次長です。

市によりますと男性次長は、ボートレースに関わる職員の舟券購入が禁止されているにもかかわらず、2019年4月から今年4月にかけて月に2、3日最大で1日数十万円分を購入していました。

また、宣伝用のクオカードなど計約8万円分を自身の食事代などとして使っていたということです。

今年7月に、クオカードに関して情報提供があり、発覚しました。

市の聞き取りに対し男性次長は「購入するごとに常習化してしまった。自分の愚かさを深く反省している」と話しているということです。

市はすでに聞き取りを終えて損害賠償請求をしていることなどから、告訴はしない方針です。