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土砂災害警戒区域”外”での土砂崩れ 県や専門家による斜面の地質や地形の調査 土砂崩れ生き埋めで3人死亡 愛知・蒲郡市

2024年9月4日 16:25
土砂災害警戒区域”外”での土砂崩れ 県や専門家による斜面の地質や地形の調査 土砂崩れ生き埋めで3人死亡 愛知・蒲郡市

4日午後1時ごろ、愛知県の職員らが入っていったのは、愛知県蒲郡市で大きな土砂崩れのあった場所。斜面を慎重にのぼり、写真を撮ったり、身ぶり手ぶりを交えて会話をする様子が見られました。

8月27日。住宅に土砂が流れ込み巻き込まれた家族5人が生き埋め状態に。自衛隊や消防などが救助活動にあたりましたが、3人が亡くなりました。

いまだ手つかずの状態ですが、大きな土のうが積み上げられ、道は通れるようになっていました。

さらなる崩落の発生を防ぐため、午後1時から県や専門家による斜面の地質や地形の調査が行われました。

今回土砂崩れのあった場所に蒲郡市が公開しているハザードマップを重ねると、土砂災害警戒区域には指定されていません。

近くに住む人:
「ここがどういう状態になっているのか、しっかり調査してもらうと皆さん安心できる」

今回の調査では土砂崩れが発生する時に見られる地中から水が噴き出した跡は確認できず、引き続き、原因になどについて調べていくということです。

名古屋大学 田中隆文客員教授:
「それぞれの斜面にそれぞれの特性がある。住宅の裏の山がどんな山なのか、情報公開していく必要がある」

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