2024年1月の建築住宅着工統計を発表、分譲住宅は好調の兆し 愛知県
愛知県は2024年1月の「建築住宅着工統計」を発表。愛知県における1月分は、新設住宅着工戸数は4,742戸、建築物着工床面積は497,732平方メートルという結果となりました。
「建築住宅着工統計」とは、建築基準法第15条第1項に基づく建築主からの届出を対象に、国土交通省が実施している統計調査。調査結果は毎月公開されています。
愛知県によると、新設住宅着工戸数は前年同月より11.9%増加。着工戸数を利用関係別でみると、前年同月より持家は8.1%減少、貸家は24.0%、給与住宅は33.3%、分譲住宅は16.8%増加していることが分かりました。構造別では鉄筋コンクリート造が1,687戸で、非木造内における構造別のなかで最も多い戸数を記録しました。
また、建築物着工床面積は前年同月より1.4%増加。前年1月と比べると、居住用は2.2%減少、非居住用は12.1%増加していることが分かりました。
建築物着工床面積における非居住用では、「商業・サービス業用」が前年同月より37.6%増加するなど好調の兆し。一方、新設住宅着工戸数では持家のみ8.1%減少するなど、注文住宅などの受注状況は厳しい状況にあるようです。