去年10月、名古屋市内のショッピングモールで不正に免税手続きを行い、約4万円をだまし取ったとして中国籍の男女3人が逮捕されました。

詐欺の疑いで逮捕されたのは中国籍の会社役員・潘越（はん・えつ）容疑者（46）ら男女3人です。

警察によりますと潘容疑者らは去年10月、他の者と共謀し西区のショッピングモールで購入した、たばことゲーム機が免税できる条件を満たしていないにも関わらず免税手続きを申し込み、あわせて約4万円をだまし取った疑いがもたれています。

潘容疑者らの持つ在留資格では免税を受けることができないため、別の中国人が実行役になったとみられています。

潘容疑者と共に逮捕された2人は、他人名義の電子決済サービスを不正に利用したとしてすでに3回逮捕されていて、その捜査過程で免税手続きの行われたレシートが発見されたことから、今回の容疑が浮上しました。

調べに対し潘容疑者は「全く関わってないのでわかりません」などと容疑を否認しています。警察は中国人グループによる転売目的の犯行とみて捜査を進めています。