他園の取り組みから新たな気づきを 保育士の見学交流会 今年から本格開催 愛知・豊橋市
手作りの電車などで遊ぶ子どもたち(画像提供:豊橋市)
愛知県豊橋市で働く保育士が、他園の保育の様子を見学する「見学交流会」。昨年から試行的に始まった取り組みが、今年も実施されることになりました。
他園で行われている良い取り組みを知り、自身の保育の振り返りやスキルアップに生かしてもらうことを目的として開始した見学交流会。数年前から開催に向けて検討が進められていましたが、新型コロナが5類に移行となった2023年度に試行開催が実現。昨年は市内の12園で開催し、のべ45園から218人が参加しました。
市の担当者によると、試行開催時のアンケート調査では「自園とは違う環境に驚きと発見がたくさんあった」「自分の保育を改めて振り返ることができた」「子ども一人ひとりの興味や関心を引き出せる環境を園全体で工夫されていて参考になった」など、有意義だったという意見が大半を占めたことから、本格的な開催が決定。
昨年、参加した保育士の一人は、「子どもが入って遊ぶ段ボールハウスを作る際に、見学した園ではマンションのようにつなげて遊べるような工夫をしていて、子どもたちが楽しそうに遊んでいる様子を見て、自分の園に取り入れた」といいます。
今年は、市内にある66園に協力を呼びかけたところ、15の保育園や認定こども園で開催されることになりました。豊橋市には法人園も多数あることから、法人間や官民の垣根を越えた交流ができる仕組みになっているということです。
市の担当者は「今後も継続していろいろな園で見学交流会を実施していくことで、市全体として保育の質の向上を図っていきたい」としています。
他園で行われている良い取り組みを知り、自身の保育の振り返りやスキルアップに生かしてもらうことを目的として開始した見学交流会。数年前から開催に向けて検討が進められていましたが、新型コロナが5類に移行となった2023年度に試行開催が実現。昨年は市内の12園で開催し、のべ45園から218人が参加しました。
市の担当者によると、試行開催時のアンケート調査では「自園とは違う環境に驚きと発見がたくさんあった」「自分の保育を改めて振り返ることができた」「子ども一人ひとりの興味や関心を引き出せる環境を園全体で工夫されていて参考になった」など、有意義だったという意見が大半を占めたことから、本格的な開催が決定。
昨年、参加した保育士の一人は、「子どもが入って遊ぶ段ボールハウスを作る際に、見学した園ではマンションのようにつなげて遊べるような工夫をしていて、子どもたちが楽しそうに遊んでいる様子を見て、自分の園に取り入れた」といいます。
今年は、市内にある66園に協力を呼びかけたところ、15の保育園や認定こども園で開催されることになりました。豊橋市には法人園も多数あることから、法人間や官民の垣根を越えた交流ができる仕組みになっているということです。
市の担当者は「今後も継続していろいろな園で見学交流会を実施していくことで、市全体として保育の質の向上を図っていきたい」としています。