伊勢湾台風から64年 平和公園で慰霊祭 名古屋・千種区
全国で5000人を超える犠牲者を出した伊勢湾台風から64年になる26日、名古屋市千種区で慰霊祭が行われました。
慰霊祭は26日朝、名古屋市千種区の平和公園で行われ、名古屋市の河村市長や市の職員ら約20人が参列しました。
河村市長らは黙とうを捧げた後、慰霊碑に花をたむけて犠牲者を悼みました。
河村たかし市長:
「名古屋は日本最大のゼロメーター地帯だもんで、堤防の中に一滴も水を入れない防災をきちんとやっていかないと。それがみなさんに対する慰霊だわね」
伊勢湾台風は1959年9月26日に紀伊半島に上陸し、愛知県と三重県を中心に5098人の死者・行方不明者を出しました。
名古屋市でも市内の約3分の1が浸水し、死者・行方不明者は1851人に上っています。