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高齢者を食で支える!病院監修の“ミキサー食”を被災地へ5,000食配布 愛知・清須市

2024年1月25日 17:06
高齢者を食で支える!病院監修の“ミキサー食”を被災地へ5,000食配布 愛知・清須市

令和5年能登半島地震の被災地にて、咀嚼や嚥下(えんげ)が困難な高齢者たちの“栄養不足”が懸念されています。食事形態に制限のある高齢者たちにとって、支援物資として届けられる“普通食”を食べることは困難。十分な栄養摂取ができず、体力の低下を招いています。

そこで、愛知県清須市に本社を構える調味料・介護食メーカー「株式会社グルメストーリー」では、咀嚼や嚥下が困難な被災地の高齢者たちに向けて、自社で販売している「GS ミキサー食」約5,000食を支援。

“ミキサー食”とは、食事をミキサーにかけてペースト状にした食事形態のこと。 「GS ミキサー食」は、栄養バランスやカロリーを海南病院の管理栄養士が監修しており、和・洋・中43品目におよぶ多彩な“味”を楽しむことができます。

「グルメストーリー」によると、要介護高齢者の約6割は低栄養状態にあるそう。低栄養は病気の罹患や回復の遅延、さらに認知機能低下など体に悪影響をおよぼす可能性があります。

「GS ミキサー食」は、被災地域の介護福祉施設から一時避難した避難所等に滞在する高齢者に配布予定。長引く避難生活、要介護高齢者の栄養サポートも課題となってきます。

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