広沢市長「敬老パス」値下げ進める方針示す 来年度前半にアンケート実施予定 名古屋市
名古屋市の広沢市長は5日の市議会本会議で、市長選でマニフェストに掲げていた敬老パスの値下げを進めていく方針を改めて示しました。
5日の本会議では各会派からの代表質問が行われていて、最大会派の自民党市議団は広沢市長が市長選の公約に掲げていた敬老パスの値下げについてどのように実現していくのか正しました。
名古屋市 広沢一郎市長:
「議会の皆さま方と、調整を図ってまいります。敬老パス利用料の値下げについて最優先に取り組んでまいりたい」
広沢市長は来年度の前半には市民へのアンケートを行うなどして値下げに向けて進めていく方針を示しました。
自民党市議団は値下げには反対しない一方で、利用回数の緩和などの公約については、課題が多いと指摘しています。
名古屋市は来年度予算案に敬老パスに関連する事業費として約127億2500万円を盛り込んでいます。