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“県民の日ホリデー”に名古屋市参加へ 「なんともいいようがにゃあ」“反対”河村前市長が取材応じる 市民は賛否分かれる

2025年2月19日 19:16
“県民の日ホリデー”に名古屋市参加へ 「なんともいいようがにゃあ」“反対”河村前市長が取材応じる 市民は賛否分かれる

愛知県の公立学校で休みがとれる「県民の日学校ホリデー」に名古屋市が新たに加わることになりました。この制度に断固反対してきたのが河村前市長。先ほど取材に応じ、語ったこととは…。

19日、”ある制度”をめぐり、名古屋市に変化が。

名古屋市 広沢一郎 市長:
「ちょうど4連休になりますので、有意義に過ごしていただければ」

今年11月25日、愛知県が定めた「県民の日学校ホリデー」を実施するというのです。

愛知県 大村秀章 知事(2023年):
「11月27日を“あいち県民の日”。11月21日から27日の1週間を『あいちウィーク』と しまして」

11月21日からの1週間を「あいちウィーク」とし、そのうちの1日は公立学校を休みとしていました。

しかしこれまで、河村たかし前市長は…。

名古屋市 河村たかし 前市長(2023年):
「休むということは認められんと。働いている一人親のおかーちゃんを苦しませるな! 」

子どもが休みになることで、共働きやひとり親家庭に負担がかかることを懸念。

名古屋市 河村たかし 前市長(2023年):
「名古屋の独自性をつぶした。名古屋市は愛知県の植民地ですか?」

「市は県の言いなりになるべきではない」などと否定的でした。2023年度は混乱を招いた末に実施し、次の年は実施しないことに。

制度が始まり、3回目を迎える来年度…。

名古屋市 広沢市長:
「(制度の)認知が進み(保護者の)会社も休みを取る動きもあると聞いている。名古屋も参加する意義があるかなと」

子どもたちへのアンケートの結果、制度に対し、約95%が「嬉しい」と回答し、教育委員会が実施を決定。

河村市政の“まるごと継承”を掲げていた広沢市長は、方向転換に踏み切りました。

しかし、親の事情も…反対姿勢のこの人は。

河村たかし前市長:
「どういういきさつがあったのかわからんけどよ。休みつくるっていったって、働く女の人たちはどうするんだ。なんともいいようがにゃあ」

仕事が休めない保護者への対策として、広沢市長は、トワイライトスクールなどに子どもを預けられるようにするとしています。

最終更新日:2025年2月19日 19:16
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