バスジャックを想定した訓練 さすまたの使い方など確認 愛知・半田警察署
人出が増え、バスの利用者が増加する年末に向けて、愛知県半田市でバスジャックを想定した訓練が行われました。
この訓練は去年1月、名古屋市北区の路線バスで、男が運転手に刃物を突きつける事件があったことなどを受けて、クリスマスや初詣などの行事が続く時期に備えて行われたもので、警察官約30人が参加しました。
訓練では、刃物を持った男が運転手と乗客を人質にしてバスジャックを起こしたという想定で行われ、さすまたの使い方や、突撃、制圧などのタイミングについて確認しました。
愛知・半田警察署 浅野悟司地域課長:
「年末年始は事件が多い時ですので、こういった訓練を行い危機感を高めていきたい。生活でもバスに乗られると思うので、十分注意していただければ」
警察は、人出が増える年末に向けて警戒を強化していきたいとしています。