宮崎県・日向灘を震源とする地震をうけて、気象庁は南海トラフ地震臨時情報（調査中）を出しましたが、その後、この地震は、南海トラフ巨大地震と関連なしと発表しました。

気象庁によりますと、13日午後9時19分ごろ、日向灘を震源とする地震が発生し、宮崎市などで震度5弱、三重県鈴鹿市などで震度1を観測しました。

この地震で気象庁が南海トラフ地震臨時情報（調査中）を発表したことをうけて、三重県は、「準備体制」に移行。職員を招集し対応にあたりました。

気象庁は、専門家らによる評価検討会を開き、その後、この地震は、南海トラフ巨大地震と関連なしと発表しました。

気象庁：
「ただし、いつ南海トラフでは地震が発生してもおかしくないことに留意していただいて日ごろからの地震への備えを確実に実施していただくことをお願いしたい」

発表を受け、三重県でとられていた「準備体制」も解除されています。