今月、ミャンマーとタイを不法に行き来したとしてタイ当局に強制送還された日本人の男が茨城県でコカインを使用したとして逮捕されました。

警察によりますと、田久保宏章容疑者は、2022年12月、茨城県内でコカインを使用した疑いで20日、逮捕されました。

捜査関係者によりますと、田久保容疑者は今月、タイとミャンマーを不法に行き来したとして他の日本人3人とタイ当局に身柄を拘束され、日本に強制送還されていました。

タイに渡航する前から逮捕状がでていたということですが、警察は認否を明らかにしていません。

ミャンマーとタイの国境では、1万人以上の外国人が犯罪組織に監禁され詐欺に加担させられているとみられ、警察は田久保容疑者がミャンマーに渡航した理由などについても調べることにしています。