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藤井聡太七冠“永世王位”獲得なるか 王位戦七番勝負、きょうから第4局

2024年8月19日 10:29
藤井聡太七冠“永世王位”獲得なるか 王位戦七番勝負、きょうから第4局
将棋八大タイトルのひとつ、王位戦の七番勝負は第4局が19日から佐賀県で行われています。藤井聡太七冠は王位戦の5連覇、そして“永世王位”獲得を目指しています。

王位戦の第4局は19日から佐賀県唐津市で行われています。

藤井聡太七冠(22)は挑戦者に渡辺明九段(40)を迎え王位戦5連覇を目指しています。

また、今回防衛すると、「永世棋聖」に続いて2つ目の永世称号「永世王位」となる資格を獲得します。

先に4勝するとタイトルを獲得するこの七番勝負で、これまで藤井七冠が2勝、渡辺九段が1勝しています。

対局を前に、18日のインタビューで藤井七冠は「シリーズの中盤で大きな1局なので、2日間通して集中して全力を尽くしたい」と語っています。

一方、渡辺九段は、主催新聞社の子ども記者から「40代の父は毎日ビールを飲み楽しそうにしています。"渡辺九段さん"は毎日の楽しみはありますか」と聞かれると、「毎日ではないけれど、家でビールを飲んで楽しそうにしていることもあります。お父さんといっしょです」と答え、会場は笑いに包まれました。

また、渡辺九段はこれまでの対局を振り返り、「終盤戦で競り負けていることが 多くそこがポイントになる」「(成績を)五分に戻せるようにがんばりたい」と語っています。

対局は午前9時に始まると先手の渡辺九段は角道をあけると、将棋の純文学とも呼ばれる「矢倉」という戦法を用いました。

第4局の勝敗は20日の午後に決まる見通しです。
最終更新日:2024年9月20日 19:12