「ワインを…」斎藤知事が特産品を要求か 死亡元幹部が残した音声内容が明らかに
兵庫県の斎藤知事のパワハラや贈答品などの疑惑が告発された問題で、死亡した元幹部が残した、知事が県の特産品を要求したとされる音声が明らかになりました。
斎藤知事のものとされる音声
「ワインをちょっとまだ私は飲んでいないので、ぜひまた。この間はイチゴ、じゃこ、塩はあれですけど、また折をみてよろしくお願いします」
この音声は、2022年11月斎藤知事が公務で県西部の会合に出席した際に録音したとされるもので、知事が関係者に特産品のワインを求めた際の発言とされています。
声は今年3月、斎藤知事のパワハラや贈答品の疑惑を告発し、今月、死亡した元西播磨県民局長の男性が残したものです。
関係者によると男性は自殺したとみられていて「死をもって抗議する」という趣旨のメッセージとともに音声データや陳述書を残し遺族が百条委員会に提出していました。
19日の百条委員会では、音声データや陳述書を、資料として認められるかが諮られる予定です。