新しく建てられた将棋会館で藤井聡太七冠が初めての対局にのぞみ、今年、公式戦初勝利となりました。

日本将棋連盟は100周年を迎えた去年、本部の将棋会館を移転しました。

7日からは公式戦も新しい将棋会館で行われていますが、8日は藤井聡太七冠（22）が増田康宏八段（27）との対局にのぞみました。

この対局は伊藤匠叡王（22）への挑戦権をかけたトーナメント戦の初戦で、午後5時前に111手までで増田八段が投了し、藤井七冠は今年初めての公式戦を白星で飾りました。

藤井七冠は、去年伊藤叡王に奪われたタイトルの奪還を目指して、今後もトーナメント戦にのぞみます。

■藤井七冠の感想

「新年初めての対局で久しぶりの公式戦ではあったんですけど、一局を通して集中して指すことができたかなと思います」「すごく対局室もきれいになって、改めてすごくいい対局場になったかなと感じましたし自分自身も集中してよい状態で対局にのぞめたかなと思います」