天皇陛下、ルクセンブルク皇太子と懇談 10年ぶり
天皇陛下は10日、来日したルクセンブルクのギヨーム皇太子と10年ぶりに懇談されました。
天皇陛下は、10日午後3時頃、ルクセンブルク大公国のギヨーム皇太子をお住まいの御所に招き、懇談されました。
陛下は2012年、ルクセンブルクで皇太子の結婚式に出席し、2年後皇太子が来日した際も会っていて、10年ぶりの再会を喜び、「久しぶりですね」と親しげに挨拶を交わされていたということです。
ルクセンブルクの大公室は、現在ベビーラッシュで、陛下は去年3月、皇太子夫妻にも2人目の王子が誕生したことに触れ、「家も賑やかになったでしょうね」と子育ての話をされていたということです。
およそ20分の懇談後は別室に移り、皇后さまと長女の愛子さまも加わって、4人だけで30分以上、話されていたということです。
皇太子からは2027年が外交関係樹立100周年にあたることから、ルクセンブルクへの招待があり、陛下は「ありがとうございます」と述べられていたということです。
また、ギヨーム皇太子は10日午後7時ごろ、秋篠宮ご夫妻や二女の佳子さま、長男の悠仁さまと夕食を共にするため、赤坂御用地の秋篠宮邸を訪問しました。