安倍元首相“銃撃事件”山上容疑者 奈良地検が起訴も詳細な内容は明らかにせず
去年7月、奈良市で演説中の安倍元首相を銃撃したとして逮捕された山上徹也容疑者について、奈良地検は殺人と銃刀法違反の罪で起訴しました。
起訴状などによりますと、殺人と銃刀法違反の罪で起訴された奈良市の無職、山上徹也被告は去年7月、奈良市の近鉄大和西大寺駅の前で演説中の安倍元首相を銃撃し、殺害したなどの罪に問われています。
奈良地検は10日まで山上被告の鑑定留置を行い、関係者によりますと、刑事責任を問えると判断したということです。奈良地検は山上被告が罪を認めているかどうかなど、起訴の詳しい内容について明らかにしていません。
一方、山上被告の弁護人は「引き続き山上被告の権利・利益の擁護に努める」などとコメントしています。