×

地下鉄日比谷線・脱線事故から23年 東京メトロ社長ら安全誓う

2023年3月8日 10:34
地下鉄日比谷線・脱線事故から23年 東京メトロ社長ら安全誓う

乗客5人が亡くなった地下鉄日比谷線の脱線事故から、8日で23年です。東京メトロの社長らが犠牲者を追悼し、安全への誓いを新たにしました。

2000年3月8日、当時の営団地下鉄日比谷線の下り電車が中目黒駅近くで脱線し、上り電車の車両に衝突して、乗客5人が死亡、64人が負傷しました。

事故が起きた午前9時1分、東京メトロの社長らが現場近くの慰霊碑に向かい、二度と事故を起こすことがないよう安全を誓いました。

東京メトロ・山村明義社長「社員が実地の訓練を積み重ねております。安全に対する意識・技術力・スキル、こういったものを向上していくということに、これからも取り組んでいきたい」

事故後に入社した社員がおよそ7割となる東京メトロでは、全員が研修で事故の教訓を学ぶほか、車両に脱線検知装置を設置するなど安全対策を進めています。