将棋界史上初の八大タイトル独占に挑む藤井聡太七冠が31日の王座戦五番勝負第1局を前に意気込みを語りました。

藤井七冠は31日からの王座戦五番勝負で前人未到の八冠に挑みます。
一方、永瀬拓矢王座はこれまで王座戦4連覇。今回、防衛すると永世称号「名誉王座」の資格を手にします。

開幕を前に2人は会見で対局への意気込みを語りました。

永瀬王座
「永世（王座の）称号は偉大な記録だと思っていますので、そこに挑戦するのは初めてなんですけど、近づけるようがんばらなければいけないと思っています」

藤井七冠
「八冠に挑戦できることは非常に貴重な機会だなと思っているので、また注目していただけている舞台でもあるので、それにふさわしい将棋を指せるようにがんばりたいと思います」

31日朝から行われる第1局は夜には勝敗が決まる見通しで、10月にかけて行われる五番勝負で先に3勝すると「王座」を獲得します。