厚労省 2歳以上の子どものマスク着用 保育所での注意点示す
2歳以上の子どもへのマスクの着用について、厚生労働省は、「正しく着用しているかよりも体調の変化に十分注意し、本人の調子が悪い場合は無理して着用させない」などとする、保育所での対応の注意点を示しました。
厚労省が保育所など向けに示した新たな見解では、2歳以上の子どものマスク着用について、「正しくぴったりと着用することは子どもには難しいことも多いことから、正しく着用しているかよりも、マスク着用によって息苦しさを感じていないか、嘔吐(おうと)したり、口の中に異物が入っていないかなど体調の変化に十分注意し、本人の調子が悪い場合などは無理して着用させない」などと指摘しています。
また、マスク着用を勧める場面として、「室内で、子どもたちの密集がさけられない場合」とした上で、屋外で体を動かす保育の場合には、「勧めないようにすることが考えられる」としました。さらに昼寝の際には、マスクを外すよう注意しています。
今回のこうした見解は、保育所などでもオミクロン株の感染が拡大したことを受けての一時的な対応だとしています。