米NY州 10日から屋内でのマスク着用義務を解除
アメリカ・ニューヨーク州は、今月10日から屋内でのマスク着用義務を解除すると発表しました。
ニューヨーク州ではオミクロン株による感染急拡大を受け、去年12月中旬からワクチン接種が義務づけられていない屋内の施設では、マスクの着用が義務化されています。
州内の感染者が減少していることを受け、ホークル知事は9日、公共交通機関や学校などを除きマスクの義務化を撤廃すると発表しました。
一方で、市や企業が独自の判断でマスク着用の有無を決めることができるとしていて、マンハッタンを含むニューヨーク市はマスク着用を引き続き推奨するとしています。
アメリカでは他の州でも、屋内のマスク着用義務を解除する動きが出ていますが、CDC=疾病対策センターのワレンスキー所長は、大部分の地域は依然として感染レベルが高いとして、「屋内でのマスク着用を引き続き推奨する」としています。