米・NYの公園に“木が生えた”椅子「教育の遅れ」を訴え…
ニューヨークの公園に置かれていたのは、木が生えた100個もの学校の椅子です。新型コロナの影響で、授業再開の遅れや職員不足など、多くの課題に直面している「教育」について考えてほしいと、ニューヨーク在住の彫刻家が手がけたアート作品です。
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感染者数がいまだ高止まりの状態にあるアメリカ。
ニューヨークのマディソン・スクエア・パークで、通行人が足を止め、見ていたものは、イスや机から大量の木の枝が生えている光景です。100個ものイスや机が置かれていました。
学芸員
「小学生たちが座ることで、自然のように心が成長し繁栄していくようすをあらわした作品です」
実は、ニューヨーク在住の彫刻家が手がけたアート作品でした。この作品を通して、「教育」について考えるきっかけにしてほしいといいます。
新型コロナの影響で、大都市などでは授業再開の遅れや職員不足など、教育面で多くの課題に直面しているアメリカ。この作品は、そんな現状に一石を投じたいということです。