“ティラノサウルス”鳥取県に集結 レース開催で坂道を疾走
16日、鳥取・大山町で、ティラノサウルスの格好で走るレースの大会が初めて開催されました。70メートルの急な上り坂のコースを、ティラノサウルスたちが一気に駆け上がりました。
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鋭い眼光に、大きな口。さらに、とがった牙がずらり。最大級の肉食恐竜・ティラノサウルスです。集まった数は、なんと100頭近く。小さなティラノサウルスに話を聞いてみました。
――これから何が始まるんですか?
「恐竜レース」
16日、鳥取・大山町で、ティラノサウルスの格好で走るレースの大会が初めて開催されました。レースの前にはみんなでしっかり準備体操。一斉に体をひねったり、横に倒したり。そして、いよいよ――
「成獣の部、オス1組目。よーい、ドン!」
コースは70メートルの急な上り坂。ティラノサウルスたちが一気に駆け上がります。ただ、その姿は恐竜というよりは、人間らしさ全開。ふくらはぎが丸見えで走る様子も見られました。
参加者
「楽しかったです!」
大人が参加する「成獣の部」と、子供が参加する「幼獣の部」に分かれて行われた今回のレース。主催者の川本直樹さんは、「コロナでいろんなイベントが中止になって、元気(ストレス)を発散できていない人が多いんじゃないかと思って、発散できる場が作れればと思って始めました」と話しました。