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雨の後は「黄砂」飛来か 25日~26日にかけて交通障害や車・洗濯物への付着など注意

2025年3月24日 5:13
雨の後は「黄砂」飛来か 25日~26日にかけて交通障害や車・洗濯物への付着など注意
気象衛星から見た黄砂の様子(24日午後1時半)

25日(火)から26日(水)にかけて、日本付近には大規模な黄砂が飛来する見込みです。車や洗濯物などへの付着のほか、飛行機など交通機関に影響が出るおそれもあり、注意が必要です。

■雨の後は西から「黄砂」が飛来

24日(月)午後1時半現在、西日本には雨雲がかかっていますが、この雲の後ろには大陸から飛来した黄砂が迫っています。九州北部や中国・四国地方など早い所では24日(月)夜遅くから黄砂が飛来し、25日(火)朝には関東甲信含め、九州から東北南部にかけての広い範囲に飛来する予想となっています。

その後、26日(水)は濃度は薄くなってくるものの、27日(木)ごろにかけて黄砂の飛来する状況が続きそうです。

■視程2キロ未満で飛行機の発着に影響も

黄砂の影響は、濃度が薄いときは空がぼんやりとかすむ程度ですが、濃度が濃くなると、車や洗濯物などに付着することがあるほか、視程が2キロ未満になった場合、飛行機の発着など交通機関に影響が出るおそれがあります。

また、環境省によりますと、黄砂の飛来によってアレルギーや呼吸器、循環器にかかる疾患の症状の悪化が指摘されています。中国・四国から東北にかけての広い範囲で花粉の飛散もピーク期に入っていますので、症状を悪化させないためにも外出の際はマスクやメガネを着用し、帰宅の際は黄砂や花粉をしっかり払い落とすなど、対策を十分に行うようにしてください。

最終更新日:2025年3月24日 5:13
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