16日朝、台風が最も接近した伊豆諸島の八丈島から中継です。

八丈島はまもなく暴風域を抜けるとみられていますが、依然、ゴーという音とともに強い風が吹いており、窓の外の木々も大きくしなっています。雨風も強くときおり、横なぐりの雨が窓を打ち付けています。

気象庁によりますと、八丈島では台風が最も接近したとみられる午前5時半すぎに、八丈島空港で最大瞬間風速30.3メートルを観測しました。

住民によりますと、八丈島の南部にある坂上地区で街路樹や民家の木が折れ、道路にはみ出すように横たわっている場所があるということです。一方、警視庁によりますと、現在までに人的被害や建物の損壊などの情報は入っていません。

台風が遠ざかっても、雨風は依然強く、引き続き厳重な警戒が必要です。