父母娘が連携…心肺停止の男性救った一家に感謝状
心肺停止の男性を助けた一家に感謝状が贈られました。
東京消防庁から感謝状が贈られたのは、小学4年生の林陽月さん、父・正隆さん、母・美弘さんらです。
先月、林さん宅にリフォーム工事で訪れた49歳の男性が突然意識を失った際、正隆さんは119番通報や心臓マッサージを行いました。
実は、正隆さんは3年前に倒れて、AEDという心臓に電気ショックを与える機器で救われた経験があり、陽月さんは自由研究でAEDの設置場所を調べたということです。
そのため、母・美弘さんは、近くのマンションにAEDがあることを思い出し、裸足で往復240メートル走ってとりにいき、正隆さんとともにAEDで男性を救命。その間に陽月さんは到着した救急隊を誘導しました。
林陽月さん「(男性が助かったのは)ほっとしたと、よかったしか言えないくらい、すごくうれしかったです」
東京消防庁は「日頃から応急手当ての知識と技術を学び、身につけてほしい」と呼びかけています。