【天気】北日本や北陸、危険な暑さ続く 関東や北陸、水不足解消ならず
【ポイント】
・北日本や北陸は危険な暑さ続く
・東海から九州は局地的な激しい雨に注意
・関東や北陸は水不足解消ならず
【全国の天気】
23日(水)は暦の上で「処暑」で、暑さの峠を越える時期でしたが、札幌や秋田などで観測史上1位を更新するなど、北日本で記録的な暑さに見舞われました。
24日(木)も太平洋高気圧は北日本に張り出し、南から暖かく湿った空気が日本列島に流れ込み続けるでしょう。山越えの風が吹き、フェーン現象となる日本海側で特に気温が高く、新潟で38℃、山形で37℃など、日本海側では体温を超える危険な暑さになる所がありそうです。
また、東海から四国の太平洋側は引き続き、湿った空気の流れ込みで雨が降りやすく、一時的に激しい雷雨となる所もあるでしょう。
関東も所々で雨が降りますが、水不足を解消するような、まとまった雨は期待できません。
■予想最低気温(前日差)
札幌 26℃(±0 熱帯夜)
仙台 26℃(±0 熱帯夜)
新潟 27℃(-2 熱帯夜)
東京 26℃(±0 熱帯夜)
名古屋 26℃(±0 熱帯夜)
大阪 27℃(±0 熱帯夜)
広島 26℃(-1 熱帯夜)
高知 23℃(-2 熱帯夜)
福岡 28℃(±0 熱帯夜)
鹿児島 27℃(±0 熱帯夜)
那覇 26℃(±0 熱帯夜)
■予想最高気温(前日差)
札幌 35℃(-1 猛暑日)
仙台 34℃(±0 真夏並み)
新潟 38℃(±0 猛暑日)
東京 33℃(-1 真夏日)
名古屋 32℃(-1 8月下旬)
大阪 34℃(-1 真夏並み)
広島 33℃(+3 真夏並み)
高知 29℃(+3 9月中旬)
福岡 33℃(±0 真夏並み)
鹿児島 33℃(+2 真夏並み)
那覇 33℃(±0 真夏並み)
【週間予報】
太平洋高気圧の縁を回って、湿った空気が流れ込み続ける西日本では太平洋側を中心に26日(土)頃まで雨が降りやすいでしょう。
一方、猛烈な暑さが続く北日本や北陸は、26日(土)以降、前線が停滞し、雨が降りやすくなりそうです。過去1か月間の雨量が0ミリの新潟市では待望の雨ですが、水不足の解消とはならないでしょう。北日本は猛烈な暑さの峠を越えますが、関東や東海は来週にかけて33℃から35℃と厳しい残暑が続きそうです。