基準不適合の「電動アシスト自転車」に国民生活センターが注意呼びかけ
道路交通法の基準に適合しない「電動アシスト自転車」が販売されていたとして、国民生活センターが注意を呼びかけました。
国民生活センターによりますと、京都の自転車販売店「京の洛スク」で電動アシスト自転車として販売されていた「シルフィード700C」と「グランビート」について、アシスト力が法律が定める上限を超えるなど、道路交通法の基準に適合しないことが確認されたということです。
この販売業者は今年1月、京都府警に摘発されていますが、これまでに不適合のおそれがある商品を含め年間2000台以上販売していたということです。
基準に適合しない電動アシスト自転車は、急な加速をするなど事故につながるおそれがある上、道路で使用すれば、運転者が道交法違反で罰則の対象になるということです。国民生活センターは、使用を控え、販売元に確認するよう呼びかけています。