「指示役」アカウントを複数の強盗事件で確認
去年、さいたま市で起きた強盗事件の実行役に闇バイトを紹介したとして逮捕された男が実行役に、「指示役」として伝えたアカウント名がほかの複数の強盗事件でも使われていたことがわかりました。
警察によりますと、21日に送検された韓国籍の原本康平こと白康平容疑者は去年、仲間とともに「運ぶ仕事」などとSNSに投稿して闇バイトへの勧誘を行い、応募してきた渡辺陸被告に闇バイトを紹介した疑いがもたれています。
白容疑者は「リクルーター役」として渡辺被告に、さいたま市の強盗事件の指示役の1人を紹介したとみられていますが、捜査関係者への取材で、この指示役と同じアカウント名が関東で相次いだ一連の強盗事件のうち埼玉県外も含む複数の事件で使われていたことがわかりました。
警察は、白容疑者が関東で起きたほかの事件にも関わっていた可能性があるとみて調べています。
最終更新日:2025年1月21日 12:47