梅雨前線の活動が活発となっている影響で九州では非常に激しい雨が降っていて、今後、線状降水帯が発生する恐れもあります。福岡県久留米市から占部記者が最新情報を中継で伝えます。

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現在、久留米市ではときおり雨がぱらつく程度となっています。ただ、夕方ごろには傘が飛ばされるような風と横殴りの雨に断続的に襲われ、近くの川は、川と道路と境目が分からなくなるほど水位が上がりました。

ここ久留米市は、これまで何度も内水氾濫が発生した場所で、今後の雨でまた浸水被害に見舞われるのではないかと、住民の方は不安な夜を迎えています。

このあたりは農業が盛んな地域ですが、地元の農家の方は農機具が水にぬれないよう高台に移動させたり、いま出荷できる状態の野菜を朝から収穫したりと、対策に追われていました。

地元の方は、「毎年のことだが大雨は怖い。今できる対策を全てやりきって備えたい」と話していました。