「学習指導要領」改定へ 阿部文科相、中教審に諮問 “子どもたちの意見”反映も
およそ10年ぶりとなる学習指導要領の改定に向けた議論がはじまります。
阿部文科大臣は25日、小中高校の学校教育の基準となる「学習指導要領」の改定にむけて中央教育審議会に諮問しました。
改定にむけた議論はおおむね10年ごとに行われていて、今回の諮問では、生成AIの技術などが普及・進化する中で、情報活用能力の向上を図る方策や学校での探求的な学びの実現に向けて議論してほしいとしています。このほか年間の授業のコマ数のあり方などについても審議してほしいとしています。
また、今回初めての試みとして子どもたちに意見を直接聞いて審議に内容を反映していく方針です。
文科省は2026年度末までの改定を目指し、2030年度から新しい教育課程を順次スタートしたい考えを示しています。
最終更新日:2024年12月25日 11:56