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“キングカズの兄”三浦泰年監督の「パワハラ行為」判明 なぜ…チームの関係者を直撃

2022年11月15日 21:11
“キングカズの兄”三浦泰年監督の「パワハラ行為」判明 なぜ…チームの関係者を直撃

“キングカズ”こと三浦知良選手の所属チームの監督で、兄の三浦泰年監督が過去にパワハラ行為をしていたことが15日、明らかになりました。こうした中、チームの関係者を直撃しました。

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サッカーの三浦知良選手が所属し、三重・鈴鹿市を拠点に活動する「鈴鹿ポイントゲッターズ」。そのチームの監督で、三浦選手の実の兄、三浦泰年監督が、選手やスタッフに対し過去にパワハラ行為をしていたことがわかりました。

パワハラ行為は、顧問弁護士が13日までにまとめた調査報告書で認定されました。

鈴鹿ポイントゲッターズは現在、サッカーの国内リーグのJFL(日本フットボールリーグ)に参加していて、Jリーグ昇格を目指しています。一部選手からパワハラについて声があがったことで、選手やスタッフに聞き取りを始めたところ、三浦監督によるパワハラ行為が判明したというのです。

選手やスタッフへの聞き取りで明らかになったその内容は、「監督が怒ってモノに当たる」「選手に暴言を吐く」といったものです。ただ、今回の報告書では「悪質性は低い」とされ、現在は改善されたとしています。

15日夕方、鈴鹿ポイントゲッターズの森本美行取締役は取材に対し、「監督としての立場の中で、チームの成長とかチームを勝たせるという中で、彼の思いであったり、その部分が強い口調であったりで、そう(パワハラと)とられかねないということも、きっとあったと思う」と話していました。

三浦監督は、元役員の不正行為などが判明したチームの立て直しを図るため、去年7月にゼネラルマネジャー兼監督に就任。今年6月には、チームを運営する会社の代表取締役にも就任しています。