東急 伊豆を走る豪華観光列車「ザ・ロイヤルエクスプレス」が四国・瀬戸内を走行へ 東急・JR3社がタッグ
東急など鉄道各社は横浜と伊豆を結ぶ東急のクルーズトレイン「ザ・ロイヤルエクスプレス」を来年1月から新たに瀬戸内・四国エリアで走らせる計画を発表しました。
「ザ・ロイヤルエクスプレス」は6年前にデビューした東急の観光列車で横浜と伊豆急下田の間を運行するほか、3年前からは夏から秋にかけ北海道に輸送してJR北海道の路線でもツアーを行っています。
東急、JR四国、JR西日本、JR貨物はきょう午後共同会見を開き、この列車を来年1月からJR四国と西日本の管内である四国・瀬戸内エリアで走らせる計画を発表しました。
27日 東京・渋谷具体的には、岡山駅から瀬戸大橋線を経由し、香川県の高松や琴平、愛媛県の松山までのルートで、ツアー商品として東急が販売を行います。
ツアーは来年1月から3月の間に6回予定しています。JR貨物は車両の輸送や機関車の提供で協力するということです。
「ザ・ロイヤルエクスプレス」は直流電車で今回の走行区間は直流電化されているものの車両側の問題で自走はせず、JR西日本やJR貨物の電気機関車がけん引し、電源車を連結します。
また通常の8両編成は北海道のツアー時と同様、5両に短縮されます。東急など各社は「地域の活性化に貢献したい」と話しています。