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【1か月予報】蒸し暑い梅雨 北日本は雨が多い傾向 沖縄は梅雨明けへ

2022年6月17日 9:56
【1か月予報】蒸し暑い梅雨 北日本は雨が多い傾向 沖縄は梅雨明けへ

6月24日頃にかけては、各地でくもりや雨の日が多いでしょう。気温は高めで、蒸し暑い梅雨となる地域が多い見込みです。7月になると、西日本などで、例年と比較してくもりや雨の日が少なくなる地域もあるでしょう。沖縄は、梅雨明けが近いでしょう。

■北日本(北海道・東北)
北海道では、今後7月1日頃にかけて、例年と比較して、くもりや雨の日が多くなるでしょう。本来は、本州のような梅雨が現れない北海道ですが、今年は梅雨のような天気になる時期がありそうです。

気温は、6月24日頃にかけて平年より高くなり、その後7月中頃にかけても、高温傾向となる可能性があります。

東北は、6月15日に梅雨入りしました。今後、7月1日頃にかけて、梅雨空となる日が多いでしょう。この先1か月の降水量は平年より多くなる可能性があります。

6月前半は梅雨寒の日もありましたが、6月後半の気温は平年より高くなる見込みです。7月前半の気温は、平年並みか平年より高くなりそうです。

【平年の梅雨明け】
東北北部:7月28日頃
東北南部:7月24日頃

■東日本(北陸・関東甲信・東海)
北陸では、今後6月24日頃にかけて、例年より、くもりや雨の日が多く、気温は平年より高くなりそうです。その後7月1日頃にかけても、例年と同様にくもりや雨の日が多い見込みです。7月になってからは、くもりや雨の日が徐々に少なくなりそうです。

関東甲信・東海では、今後6月24日頃にかけて、例年よりくもりや雨の日が多いでしょう。気温も高めで蒸し暑い梅雨となりそうです。その後、7月中頃にかけては、例年と比較してくもりや雨の日が少なくなりそうです。

【平年の梅雨明け】
北陸:7月23日頃
関東甲信:7月19日頃
東海:7月19日頃

■西日本(近畿・中国・四国・九州)
近畿、山陽、四国、九州南部では、今後6月24日頃にかけて、梅雨空が続きそうです。その後7月中頃にかけては、徐々にくもりや雨の日が少なくなりそうです。安定した夏空が続く場合には、平年より早い梅雨明けとなる可能性があります。

山陰、九州北部では、今後6月24日頃にかけて、梅雨空となる日が多いでしょう。梅雨の最盛期となり、これまでより雨量が多くなる可能性があります。その後、7月1日頃にかけても、例年と同様にくもりや雨の日が多くなる見込みです。

7月に入ると梅雨空が少なくなりそうです。安定した夏空が続く場合には、平年より早い梅雨明けとなる可能性があります。

【平年の梅雨明け】
近畿:7月19日頃
中国:7月19日頃
四国:7月17日頃
九州北部:7月19日頃
九州南部:7月15日頃

■奄美・沖縄
奄美では、今後6月24日頃にかけて、例年と同様にくもりや雨の日が多いでしょう。その後7月1日頃にかけては、くもりや雨の日が少なくなり、夏空が続く場合には、梅雨明けとなる可能性があります。

沖縄では、6月下旬には夏空が続くようになり、ほぼ平年通りの梅雨明けとなる可能性があります。この先1か月の気温は、平年並みか高くなる見込みです。

【平年の梅雨明け】
奄美:6月29日頃
沖縄:6月21日頃

■1か月予報(6月18日から7月17日までのまとめ)
<気温の確率予想・低い・平年並み・高い>
北日本:10%・30%・60%
東日本:10%・30%・60%
西日本:20%・30%・50%
奄美・沖縄:20%・40%・40%

<降水量の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側):20%・40%・40%
北日本 (太平洋側):20%・40%・40%
東日本(日本海側):30%・40%・30%
東日本(太平洋側):40%・30%・30%
西日本(日本海側):30%・40%・30%
西日本(太平洋側):40%・30%・30%
奄美・沖縄:40%・30%・30%

<日照時間の確率予想・少ない・平年並み・多い>
北日本(日本海側) :40%・40%・20%
北日本(太平洋側) :40%・40%・20%
東日本(日本海側) :30%・40%・30%
東日本(太平洋側) :30%・30%・40%
西日本(日本海側) :30%・40%・30%
西日本(太平洋側) :30%・30%・40%
奄美・沖縄:30%・30%・40%

(参考:気象庁・季節予報)