"ぬるいお湯"嶽温泉の一部旅館が営業再開も…残る不安
去年12月、青森県弘前市にある嶽温泉郷のお湯に異変がありました。熱いお湯が出なくなり、一部の旅館が営業できなくなったのです。
嶽温泉旅館組合 小嶋庸平 組合長 今年1月
「完全に枯れたかどうか結論づけるのは早いと思うんですが、現状あまり期待できる温度と量が確保できていませんので」
しかし今月11日、小島旅館が営業を再開しました。入浴しに来た人は…
秋田から来た人
「最近また落ち着いてきたという話を聞いたので、試しにちょっと来てみた」
今年1月、小島旅館を取材した際、お湯の温度は39℃でした。16日、改めて測ってもらうと…
嶽温泉旅館組合 小嶋庸平 組合長
「41.5℃くらい」
気温が上がったことでお湯が冷めにくくなったといいます。
嶽温泉旅館組合 小嶋庸平 組合長
「再開については、とりあえずほっとしてます。いつも通りになればと願っております」
しかし、以前よりも温度は低いままで、抜本的な解決には至っていないため、不安が残ったままだといいます。旅館組合は新しい源泉の掘削にむけて、費用の支援を弘前市に求める予定です。