都知事選 立候補を表明…「つばさの党」の活動拠点を取材 “妨害行為”繰り返すワケとは
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出馬表明から一夜明けた13日。小池都知事は“戦闘服”ゆりこグリーンに身を包んでいました。
――グリーンの装いですが何か意図は?
小池知事
「毎日楽しんでいます」
都知事選へ、早速動き出しました。登庁前、SNSには、ある動画を投稿。「AIゆりこ」がお届けする、これまでの都政の取り組み。生成AIを利用した動画です。
小池知事
「今、私公務で毎日励んでいるため時間的な制約もありますので、AIゆりこからお伝えするという形。次々に打ち出していくつもり」
小池氏、本格参戦です。
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告示まで1週間。過去最多の候補者が予想されている、東京都知事選。
蓮舫 参議院議員(13日)
「ちょっとだけ先に国会を卒業します。首都東京のトップとなって、皆さんと一緒に国をよくしていきたいと思っています」
13日に立憲民主党の若手議員と意見交換を行った蓮舫氏や、広島県安芸高田市の前市長・石丸伸二氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏ら40人以上が立候補を表明する中…
13日に新たに立候補を表明したのは、あの政治団体です。
つばさの党 代表代理(13日 午後2時頃)
「つばさの党の黒川敦彦が、勾留中でございますので、代理で立候補表明したいと思います」
「つばさの党」といえば…
つばさの党 黒川敦彦代表(今年4月)
「おい小池ー! おい、都知事ー!」
つばさの党 根本良輔容疑者
「あ、蓮舫蓮舫! Uターン! Uターン!」「立憲偽善者へいへいへーい」
今年4月の衆議院東京15区の補欠選挙で“大暴れ”した政治団体。その後、代表の黒川敦彦容疑者ら3人は他の候補者の演説を妨害したなどとして逮捕されています。
3人は現在も勾留されていますが、また、大暴れとなるのでしょうか。
都知事選でも警視庁が警戒を続ける「つばさの党」。その活動拠点は、練馬区にある一軒家です。捜査関係者によると、スタッフらはここで集団生活し、役割分担して組織的に活動していたとみられています。
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私たちは12日、この一軒家を取材しました。
つばさの党 代表代理
「こちらがシェアオフィスになっているところ」
部屋の中では、男性2人が作業をしていました。1人はつばさの党の事務局次長。もう1人は、団体とは関係ないといいます。
つばさの党 代表代理
「シェアハウスの社員寮みたいな形で、つばさの党員の人も住んでいるけど、つばさの党員じゃない人も住んでいる」
家事も分担しながらの集団生活。
つばさの党 代表代理
「以前は週に1回くらいライブ配信をここからやっていた」
つばさの党は、なぜ妨害行為に至ったのか。
つばさの党 代表代理
「駅前で街宣する、チラシ配る、普通の活動やっていたら、なんの影響もない。なにも取り上げられない。真面目にやっていても注目されないという面はあったんじゃないか」
「3人は明らかにやりすぎたという面はあった。きちんと反省して、変えていかなきゃなとは思う」
――今後の戦い方は?
つばさの党 代表代理
「同じようなことしたらまた逮捕されますよね。だからするわけないじゃないですか。突撃とかはしません」
担当者は、都知事選では妨害行為はしないと話しましたが…
代表の黒川容疑者は13日の声明で「あなたたちも腐りきった政治家たちに凸すべき」と主張しています。
都知事選は、来月7日に投開票が行われます。