防衛省は鹿児島県種子島沖の馬毛島にアメリカ軍の訓練移転と自衛隊施設の整備を計画していますが、12日、基地整備の工事に着手しました。

記者「馬毛島に船が接岸し作業員が上陸を始めました。自衛隊基地建設の工事がまもなく始まります」

鹿児島県の種子島沖にある馬毛島にアメリカ軍の訓練移転と自衛隊施設を整備する計画。

12日朝、防衛省の職員や工事の作業員が馬毛島に船で向かい午前9時半ごろ島に到着しました。12日はまず、木の伐採作業が行われる予定です。

工事の期間は4年を見込んでいて、陸上空母離着陸訓練（FCLP）に必要な施設から先行して工事が行われます。

また防衛省は計画が環境に与える影響をまとめた環境アセスメントの評価書を12日に公告し、縦覧を始めています。