「カイロス2号機」打ち上げ失敗 途中で飛行中断 和歌山・串本町
和歌山県串本町にある日本初の民間ロケット発射場から小型ロケット「カイロス2号機」が打ち上げられましたが、途中で飛行を中断し、失敗となりました。
現地から中継です。
およそ1.5キロ先の発射場からロケットが打ち上げられると、会場からは大きな歓声が上がりましたが、飛行中断の情報が伝えられると、残念そうな顔を浮かべていました。
午前11時、小型ロケット「カイロス2号機」は、日本初の民間ロケット発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げられました。
「カイロス2号機」には、人工衛星5基が搭載されていて、日本の民間ロケットとして初めて人工衛星を地球の軌道に投入する計画でした。
読売テレビのカメラがとらえた映像では、打ち上げから1分40秒ほどたった後に、ロケットの一部が回転して進む様子が確認できます。打ち上げ企業スペースワンは、先ほど「飛行を中断」したと発表し、打ち上げは失敗となりました。
「スペースワン」はこのあとの会見で、詳しい打ち上げ結果について、説明する予定です。