「サイバー特別捜査隊」 初代隊長・佐藤快孝警視正が抱負
重大なサイバー事案を捜査する警察庁の実働部隊として今月発足した「サイバー特別捜査隊」の初代隊長が抱負を語りました。
サイバー特別捜査隊 佐藤快孝隊長(43)「目に見える形で成果をあげて、サイバー空間における安全安心の確保に努めて参りたい」
サイバー特別捜査隊の初代隊長に今月1日に就任したのは佐藤快孝警視正で、就任後初めて報道陣の取材に応じ、抱負を語りました。
佐藤隊長は2002年に警察庁に入庁し、これまで警視庁のサイバー犯罪対策課長やロシアによるスパイ活動などを捜査する警視庁の外事一課長を歴任してきました。
サイバー特別捜査隊は国の機関である警察庁が直接の捜査権限をもつ初の実働部隊で、佐藤隊長は「外国の捜査機関と強固な信頼関係を構築して、国境を越えた事案への対処を進めたい」と述べました。